2016年3月21日月曜日

Sweet Soul Records を試聴してみた

昨日は渋谷タワレコで、コロリダスのインストア・ライブでした。
インストアだから大人しい感じになるかと思ったら、フタを開けてみると、意外ににぎやかに盛り上がってしまった。
やっぱ仁さん入ってグルーヴィーになったからかな。
お客さんが踊ってたりしてるのに触発されたかな。
よかったよかった。


で、ライブ前にサウンド・チェックするんですが、 パーカッションの設置やマイクのセッティングに時間がかかって。
僕はマイクないし、その間ヒマなんで脇の試聴機でいろいろ聞いてました。
Sweet Soul Records っていう日本のレーベルの特集コーナー。

このレーベル、たぶんコンピいっぱい出してて、存在は知ってました。
でも、興味なかった。
僕はソウルソウル言うけど、それはいわゆるアーリー・ソウルのこと。
好きなのはスタックスやメンフィスの音、モータウンでも初期のデトロイト時代がいい。
スムースでオシャレなのは全く苦手なんです。
フリーソウルとか、メロウ、ジャジーとか言うのはダメ。
分かりやすく言えば、「ワッツゴーインオン」以降がダメ。
ダニーハサウェイもダメ。
メジャー7thが入るのがダメ。
フィリーとか全然ダメ。
そうすると、有名な「free soul」のコンピシリーズもダメ、ソウル・バーと名の付く店も大抵ダメです。
だからこのレーベルも興味なかったし、たまに何か耳にすることがあっても、いいと思ったことはありません。
だってこういうコンセプトですから。

とりあえず、聞いてみました。
ナオ・ヨシオカっていう若くて可愛らしい日本人の女の子が、人気らしい。
確かに、歌うまいですね。
日本の「ディーバ」とか名乗ってるような、おいテメエ音楽なんて本当は好きじゃないだろ?ボイトレ通う前にまず過去の名盤聞けやボケ!って言いたくなるような上っ面だけのシンガー達とは違います。
もうひとり、Brian Owens って人も良かった。
サーディクとマーヴィン・ゲイが引き合いに出されてたけど、さすがに言い過ぎと思うし、そもそもその二人が並ぶのが解せないけど、ソウルフルな歌い手なことは確か。

ナオヨシオカとBrian Owensどちらのアルバムも、バンドのサウンドもグルーヴィーで良い。
過去のブラック・ミュージックへの目配せも怠らない。
「オーガニック」って言葉をやたら強調してて、確かに頷けます。
もうひとり、オランダの女性シンガーのアルバムも、同じコンセプトの音でした。
クレジット見ても日本人のスタッフの名前が多いので、レーベル側でミュージシャンとかも選んで、きっちり作ってるのかな。
海外でも、アポロシアターやブルーノートとかでライブやらせて。
徹底しててすごいな。

でも、悪くないけど、どこかピンと来ない。
サーディクやシャロン・ジョーンズを聞いたときのような感動はないんですよね。
もうこれ、感覚の問題としか言えません。
音楽のどんな部分が好きかっていう、センスや好みみたいなものが、微妙に音に反映されるんだと思います。
Sweet Soul Recordsと僕とでは、リスペクトしてる対象が違うんですよ。

あと、シンガーって難しい。
歌がどれだけ良くても、バンドの音が悪いと聞けないってこともあります。
それを飛び越えて圧倒的に魅力ある声って、そうはいない。
サム・クックやビリー・ホリデイはそう。
少なくとも僕にとっては、ナオヨシオカとBrian Owensは違いました。
いいシンガーと思いますけどね。


その二人の他に、素晴らしいアルバムがありました。
Mike Hicksって人。
下の写真です。

ケブ・モのキーボーディストらしい。
曲も多彩で、中にはメロウなものもあって、テイストとしては決して大好物ではない。
でも、とにかくカッコいい!
先の二人と比べて、「曲」っていう感覚が大きいんですかね、アレンジというか、曲に対するサウンドの作り方が素晴らしい。
つまり、センスがいい。
各楽器の入ってくる箇所や、ブレイクのタイミング、ホーンのラインとか、いちいち唸ってしまう。
早送りしながら全部聞いてしまいました。
日本盤ボーナスの2曲がまたカッコいい!
アレンジって、楽器の数や種類じゃないんですよねー。
ビートルズとかもそうだけど。

自分のライブもあったし買わずに帰ったけど、近々また試聴しに行くと思います。
それでやっぱりいいと思ったら、買うかな。


と、インストアのセッティングの間、たっぷり試聴してしまった。
Mike Hicks聞いたおかげで、リラックスしてテンション上がりました。
だからライブで盛り上がっちゃったのかな。
早くまた試聴しに行こうーっと!

0 件のコメント:

コメントを投稿