2016年3月29日火曜日

人気のジャンル

代々木公園に、緑色の服を着た一群がいました。
中には楽器を持った人も。
アイリッシュのイベントのようです。
そういえば、アイリッシュ音楽やってる人って、けっこう多いんですよね。
大きな会場でイベントやるくらいに。
けっしてメジャーな音楽じゃないと思うんだけど、なんでだろうか。

きっと、ポーグスの存在が大きいんだと思うんですよ。
(アイリッシュとラスティックと一緒にして話してます。もし、全く別物だ!ふざけんな!という人がいたらごめんなさい。)
実際、アイリッシュの飲み屋に行くと、かなりの確率でポーグスかかってますからね。
他にないの?っていうくらいに。

そういうのって、他のジャンルでもあります。
レゲエなら、ボブ・マーリー。
スカなら、スペシャルズ。
どれもマニアックな音楽だけども、沢山のファンがいる。
それは、音楽の魅力だけじゃなくて、スターのカリスマ性による部分も大きいはずです。
やっぱ、コアな音楽ファンを超えて一般の人にアピールするには、メッセージ性とかカリスマ性とかがないと難しい。
ロックだって、例えばストーンズなんか、音楽だけじゃなくて雰囲気コミのバンドだから、あそこまで人気が出たんだと思います。

僕が好きなニューオリンズ音楽は、人気がありません。
いやホント、人気ないんですよ。
音楽ファンは「ニューオリンズ」というキーワードに反応するけど、一般にはぜんぜん浸透してません。
スターもいないし、なにかビジュアル的なイメージが浮かぶこともないですからね。
ミュージシャンの人口も少ないです。
ポーグスのように手本となるカリスマがいないことが大きいんだと思います。
ハリー・コニックJrがもっとロックだったり、あるいはボガンボズがもっと成功していたら、違ったかもしれません。



コロリダスのインタビューが、ラティーナに載りました。
それで改めて、自分がラテンというジャンルのバンドにいるんだな、と自覚しました。
だって、巻頭の方で、3ページ大きく取り上げられるんですよ。
でも、例えばミュージックマガジンにもアルバム・レビュー載ってるけど、そっちは普通にひと枠だけです。

この差。
ラテン・バンドやってるんだなー、と。
実際、メンバーと話しても、ラテン以外の音楽を積極的に聞いてるのって、けんた君だけだし。
ラテンというジャンルの中に、僕のような、他の音楽の匂いのするプレイヤーが混じれば、それは目立つだろうな、と。
コロリダスでのプレイを褒められる中には、そういう水増し感も、あるのかもしれない。
ちょっと他と違うだけで、高く評価されることって、ありますからね。

もしかすると、僕がこのままラテンをもっと研究していけば、個性を残したまま、そこそこいいラテンのプレイヤーになれるかもしれない。
このジャンルの多くのファンに支えされて、楽しい生活を送れるのかもしれない。
少なくとも、日本にはニューオリンズ音楽のシーンはないけど、ラテンは既にある程度のマーケットが存在するわけだから。


なんてことを、ぼんやり考えました。
まあね、たぶん今まで通りやっていくと思いますけどね。
1年後、自分はどんな演奏をしてるかなんて、考えるだけ時間の無駄です。
考えるヒマがあれば、練習した方がいい。


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