Jug買いました!

こいつを買いました。

Jugです。
巨大なピッチャー?花瓶?
そう、これね、でかいんです。
そして、陶器なので重い。
辞書だと「水指し」ってありますが、日本の「水指し」とは別物。
今でも実際に日常生活で使うものなのか、分かりません。
少なくとも僕は、アメリカで使われてるのを見たことはないですね。

ジャグ・バンドって、あるじゃないですか。
中央線の駅前あたりで、洗濯板とバケツ・ベースとギターとかで、古いジャズを歌ってるやつです。
元々は、バケツじゃなくて、このピッチャーお化けがベースを担当してたんですよ。
ここに息を吹き込んで共鳴させて、「ボッ、ボッ」とチューバのような低音を鳴らします。
だから、Jugバンドって呼ばれたわけです。
元々って、20世紀はじめのアメリカ南部のお話ですけどね。
ちなみに、昔のジャグ・バンドは、レパートリーももっとブルース寄りでした。


はい、Jugやります。
来月、横浜のジャグ・バンド・フェスに出るんですよ。
しばらく前に、いまノリに乗っているブルース・マン、W.C.カラス氏から、ジャグ・バンドやろうよ!って誘われたんです。
元バン・バン・バザールの安達さんもメンバーだって言う。
Yes!
即答ですよ!
で、OKしたあとで、ジャグやんない?って言われて。
もちろん、即Yes! です。

Jugやったことないけど、なんとかなるだろう。
と思って調べ始めたら、意外に情報量が少なくて参りました。
東京にもジャグ・バンドはいますが、Jugではなくてバケツ(ウォッシュタブ)・ベースがほとんどのようです。
誰かいれば、ライブ見に行って直接いろいろ聞けるんですけどね。
ネットでも、Jugについて日本語で書いたものはなくて、英語圏の情報を参考にするしかありません。
YouTubeにある英語のHow To 動画を見て、分かったような分からないような。

この人、上手いです。

とりあえずモノがないと始まらないので、オークションサイトeBayで購入しました。
3個で$20。
3個セットで売ってたんですよ
Jugは他にもたくさん出品されてる中で、激安です。
オークションは状態とか確認できないし、3個あればさすがに使えるのあるだろうし、予備にもなる。
とはいえ、送料が高くて、総額は1万円くらいになりましたが。

吹いてみると、ちゃんとJugぽい音がする!
いい感じです。
でも、なかなか狙った音程に当たらない。
そりゃあ、素人ですからね、仕方ありません。
僕のJugプレイヤーとしての輝かしいキャリアの第一歩となる衝撃のデビューまで、一ヶ月。
大丈夫なのか?

カラス&安達&ベンさんという強力なメンバーです。
しかも、メンフィス・ジャグ・バンドみたいにやろう、という骨太なコンセプト。
気合い入ります!
大丈夫なのか俺??
乞うご期待!

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