2015年1月15日木曜日

Bulletproof Musician: 一流の練習・二流の練習

Bulletproof Musician という英語のサイトの記事を、ランダムに翻訳するシリーズです。
ミュージシャンのメンタル面に関する内容を扱っています。
音楽をやっていない方でも、自己管理やマインドの問題に興味があるなら、是非ご一読下さい。


Two Things Experts Do Differently Than Non-Experts When Practicing


深夜、TVショッピングにチャンネルを合わせます。
画面の向こうでは、驚異的な短期間でダイエットに成功した人たちが、喜びを語っています。
しかし、どうしても素直に共感できません。
どこかウソくさいと思ってしまうのです。

とはいえ、私自身も、家庭用トレーニング・マシーンに心が動いたことがあります。
ジムに通う時間をもっと有効に使うためです。
ジムでのトレーニングでも結果は出ていたのですが、もっと効率的にできないか、と考えたのです。

実際には、同じトレーニング時間で私よりも結果を出せている人たちもいます。
彼らの練習は、何が違うのでしょうか。
結果に違いが出るには、理由があるはずです。


これは、楽器の練習でも同じです。
トップ・ミュージシャンたちはどんな練習をしているのか、上達に差があるのはどうしてか、疑問に思ったことはありませんか?


一流選手  vs 二流選手

City University of New Yorkの研究者2人が行った実験があります。
バスケットボール選手を対象に、フリーシュートの成績上位選手(成功率70%以上)と下位選手(55%以下)の練習内容の比較を行ったものです。

その結果から分かった相違点は、主に2点に集約されます。


相違点 #1: 目標の具体性

上位選手は、何を達成するか、何を意識するか、といった目標が具体的です。
シュートを打つ前に、
 “10球すべて成功させる”
 “肘を内側に入れる”
といった具体的な内容を考えています。

これに対して下位選手は、 
 “決めるぞ!” 
 “いいフォームで”
などと、目標が具体的ではありません。


相違点 #2: 原因の特定

どんな選手でもミスショットはあります。
上位選手は、ミスの原因を、“膝の曲げ方が不十分だった”というように、技術的な点に求めます。

それによって、反省を次のシュートに生かすことができ、練習の目的も明確になります。
“チクショウ!”
“ダメだ!”
と悪態をつくより、はるかに役に立ちます。

対照的に下位選手は、失敗の原因を技術面で考えず、
“ペースがつかめなかった”
“集中が足りなかった”
などと考えがちです。
それでは、問題が改善されることはありません。


知識の使い方

これは、技術面に関する知識の差と思うかもしれません。
上位選手が意識している内容を、下位選手は知らないのではないか、と。

そこで研究者たちは、フリースローの知識に関するテストも行いました。
しかし、選手達の知識量に違いは見られませんでした。

つまり、下位選手の多くは、知識を実践に生かせていないということになります。
上位選手は、知識をもとに考え計画を立て、練習時間もより生産的に使っているのです。


Take action

技術的な練習をする際には、まず目標を具体的にするべきです。

そして、重要なのは、ミスをした時の態度です。
悪態をつく時間とエネルギーを、ミスの原因の究明に使ってください。
技術的な面にフォーカスしなくては、上達はありません。


The one-sentence summary

“考えなしの行動は役に立たないが、考えるだけでは無意味である"
~アブー・バクル

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