続・ポーキーズのこと
昨日は夕方からコロリダス・トリオで演奏。品川区長が来てた。インストが多くて、クラ吹きまくり。
その後ポーキーズのリハでワンマンの通し。こんなに体力使うバンドはない。
サックスとクラ担いで自転車でトータル2時間くらい移動したし、恐ろしく疲れて帰宅。
そしたらトラブルの知らせが。
クタクタの中、急遽12日のミュージシャンの手配に追われ・・・。
その後ポーキーズのリハでワンマンの通し。こんなに体力使うバンドはない。
サックスとクラ担いで自転車でトータル2時間くらい移動したし、恐ろしく疲れて帰宅。
そしたらトラブルの知らせが。
クタクタの中、急遽12日のミュージシャンの手配に追われ・・・。
遅めに起きて、散歩してきました。
さて、ブログ書こう!
初期衝動、ってやつです。
ポーキーズは、今だにその部分が失われていません。
だから、やってます。
僕は、音楽をやる上でも、感動を大切にしています。
そういうミュージシャンて、多くはないです。
いや、綺麗に言い過ぎた。
少ないです。
音楽を聴いて涙があふれたり、立っていられなくなったりした経験がないのに、なんで音楽やってるのか。
やらずにいられない!という強い衝動なしに、やってて楽しいのかな。
まあ「音楽」の解釈が、僕とは全く違うんでしょう。
ポーキーズは、ソウル・バンドです。
魂、ありますよ。
とにかく、ソウルでもR&Bでもブルースでも、魂のないバンドがあまりに多いことに嫌気がさしてる、という、若い頃の僕みたいな人に、見て欲しい。
踏み絵のようなバンドです。
これ見て心の動かないミュージシャンがいたら、音楽やめた方がいいと思う。
やってても幸せにはなれないから。
また長くなってしまった。
前回の続きです。
メンバーを探す話でしたね。
最後まで見つからなかったのがドラムです。
数ヶ月して、ギターの山本さんが連れてきた女の子になんとか落ち着きました。
彼女も良かったのですが、数年して、渡米することになり脱退してしまいます。
いいドラマーって、少ないです。
ザ・トランプの鈴木やすし氏に叩いてもらったり、しばらくはヘルプを頼みながら活動していました。
ポーキーズは、今は無き高円寺のパル・スタジオでずっと練習していました。
古~いスタジオです。
2部屋しかなくて、恐ろしくレイドバックした、アットホームなスタジオでした。
若い今どきのバンドはあまり出入りせず、利用してるのは似たような趣味のミュージシャンが多かったです。
そのスタジオに、僕はドラム募集のチラシを張りました。
MG'sの写真に、「3連バラードを笑顔で一晩中叩ける人希望。目標はSTAX入りです。」とか何とか書いたように記憶しています。
みんなに、そんなマニアックなチラシ張っても電話なんか来ないよ、と言われました。
増田さんから電話がかかってきたとき、僕は新宿のタワーレコードにいました。
チラシを見て電話した、僕らのことを知っている、と言います。
パルスタジオを使っていて、部屋から僕らの演奏が聞こえてきていた、と。
同じような音楽が好きで、気になっていた、と。
パルスタの人にも勧められた、と。
さっそく一緒に音を出してみて、音楽の話をして、それからずっと一緒にいます。
もちろん、STAX入りは、かないませんけどね。
ちなみに、電話があったのは、増田さん一人だけです。
そして増田さんがコーラスを連れてきました。
ユミ&ナホ。
コーラスで、しっかり「メンバー」と呼べるようになったのは、この二人からです。
それまでもコーラスはいましたが、入れ替わりもあったし、正直、個人的にはそんなに重要視していませんでした。
なんでかって、ソウルが好きなんじゃなくて、ただ歌える場所として参加してるんだもん。
本当はいらないけど、コーラス欲しいっていうメンバーもいるし、邪魔じゃないからいいか、って思ってました。
今の2人も、最初はそうでした。
だから、僕もコーラスパートについては何も言わなかったし、そこには壁がありました。
「メンバー」と思えたのは、ようやく数年前、ポーキーズが解散の危機にあった時からです。
その時、僕はユミさん、ナホちゃんと、初めて1対1でそれぞれ話をしました。
バンドに対しての考えを確認し、僕にも壁があったことを謝りました。
初めて、ソウルの音源を渡したりもしました。
あの時解散せずに済んだのは、彼女達の力も大きいです。
ありがとう。
ここまで挙げたメンバーは、長いです。
誰も替えは効かないし、大きな個人の事情でもない限り、不動のメンバーだと思っていました。
それが、1年前、ボーカルの大山が辞めました。
彼は数年前に大事故を経験したりと色々あって、考え、自分のメインのバンドと並行していくのは限界だという判断をしたのです。
バンドのボーカルが辞めるというのは一大事です。
フロントマンですから。
しかも僕らはソウル・バンド。ボーカルの存在感は大きいです。
でも、解散することは誰も考えませんでした。
とりあえず、しばらくは色んなボーカリストを呼んでライブをやってみよう、ということになりました。
最初に声をかけたのが、ベテラン・バンドでやはりパル・スタジオを使っていた、ミサイル兄弟のケンちゃん。
とりあえず一回ライブやってみよう、というのが、お互い気に入ってそのまま加入となりました。
ミサイル兄弟も、やはりメンバー変わらず長いことやっている、最高のロックンロール・バンドです。
そんな最高のバンドを長くやってるだけあって、ケンちゃんはバンドマンとしてのスピリットが素晴らしい。
大山とは全くカラーの違うボーカリストです。
ケンちゃんになり、ウチらの出す音も変わったと思います。
具体的に言うのは難しいですが。
最高です。
ケンちゃんが入ってから、ライブの本数も増え、またどんどん楽しくなりました。
いろんなイベントからの誘いも増えました。
そんな矢先の、活動休止です。
事情は、いろいろです。
ポーキーズは、何も考えずに好きな音楽をやる場。
他の色々がある中での、ホームみたいなものです。
なくなることは、解散することは、この先もないでしょう。
とりあえずの、活動休止です。
休止前に、久しぶりに、ワンマンやります。
しばらく休んでいたサックスの大曽根も、この日はステージに立ちます。
大山も来ます。
最高のライブになるでしょう。
是非、お越し下さい。
僕のサックスも、当分聞けなくなりますからね!
ザ・ポーキーズ ワンマン・ショウ
1月11日(日)
高円寺 Show Boat
open18:00/start18:30
¥2100(Dr別)
〜オープニングゲストバンド〜
『深水龍作 DEEP MOUTH』
1月11日(日)
高円寺 Show Boat
open18:00/start18:30
¥2100(Dr別)
〜オープニングゲストバンド〜
『深水龍作 DEEP MOUTH』
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