人の死に出会うと、考える

知り合いのドラマーが、死んでしまいました。
ミュージシャンの訃報が続きますが、やはり直接知ってる人物の死は、大きいです。

一昨日の昼過ぎ、コロリダスのリハの最中に、たまたま彼の話題が出たんですよ。
僕は全然別のつながりで知り合ったので、コロリダスのメンバーが彼を知ってることに驚きました。
そのときは、身体が良くないらしい、みたいな話をしただけでした。
で、夜ライブに行って夜中に帰宅して、FBの投稿で、死んだことを知りました。

ちょうどその昼間、思いがけず話題に出たばかりだったのに!
僕らが話していたとき、もうこの世にはいなかったことになります。
あまりのタイミングです。
ショックで、その場で何人かに電話してしまいました。


自分が歳をとれば、周りの年上の人たちも歳をとるわけです。
当然これから、知人の病気や、死に出会うことも増えるでしょう。
僕は高齢のミュージシャンと演奏することも少なくないのですが、そうすると、話題は病気や医者のことになりますし。
あ、彼の場合はまだ若かったんですけどね。


一昨日の夜ライブを見たクラリネットの小林さんは、けっこうな年齢だと思います。
打ち上げで、「医者が〜血管が〜」と話していましたが、まだまだ元気で演奏してる。
来月、ブエナビスタの来日公演に行きます。
内の何人かは、やはり高齢です。


僕も、そのうち病気になったりするんでしょう。
いつまで楽器をやれるんだろう。
音楽面で言えば、年輪を重ねて見えるだろう光景はすごく楽しみですが、年齢からくる不具合や制約も、当然あるわけで。
今の所まだ肉体的には何も変わったことも、衰えたと感じる部分もないけど。
いつまでこうしていられるのかな。


ぼんやりしてるヒマは、ありません。
早く、もっといいミュージシャンになりたいです。

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