できることはやらない

昨日は新宿カールモールで『ジャズは水色』でした。
ピアノ上山くんとのデュオです。
上山くんとは、何も遠慮なく演奏できる。
加えてお店の雰囲気もあって、だいぶ自由にやらせてもらってます。

昨日も好き勝手に吹き散らかしました。
ニューオリンズ・ジャズではありますが、もはや全くジャズではない境地に届いていると思います。
キャプテン・ジョン・ハンディのライブとか、こんな感じだったんじゃないかな。

ニューオリンズのスタイルとしては、なかなかいい感じの演奏ができるようになってきています。
この容れ物なら、感情の赴くまま自由にやれる。
ただ、前にも書きましたが、今後ジャズ系のライブは減らしていくつもりです。
こんなに自由にやれるようになった所で、正直名残り惜しい気持ちもありますが、仕方ない。
時間は有限です。
やりたいこと全部はできません。
それに、今できてることはいつでもまたできる。
同じ場所に留まっていてはいけない。
どんどん捨てていかなくては。


『ジャズは水色』はしばらくお休み。
というわけで、昨日は特別ゲストにコロリダスのぽんと、ポーキーズの山本さんを呼びました。
二人とも、他でさんざん一緒に演奏してます。
でも、もっと他の顔が見てみたいと、ずっと思ってたんですよね。
いい機会でした。
面白かった!
ぽん、山本さん、ありがとう!

いつもと違うフィールドでは、誰でも緊張します。
普段は得られない感覚。
そして、その感覚を自分の音楽に持ち帰ったとき、気づきがあります。

僕は幸運にもそうした機会に恵まれてきました。
それが糧になることを知っています。
なので、スキあらば周りのミュージシャンを違った場所に引っ張り出すようにしています。


色んな所で色んな人とやった方がいい。
できることだけやってても、未来はない。
と思います。


上山くんとの自由すぎるライブは、しばらくはありません。
ニューオリンズ・ジャズについては、渋い系のものを断続的にやっていくつもりです。
よろしくお願いします!

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