どこかスッキリしなかった、清竜人と岡村靖幸
昨日は5組のライブを見ました。
清竜人、岡村靖幸、ロス・ロイヤル・フレイムス、藤田洋介とミラクル・トーンズ、ザディコ・キックス。
どれも濃かった。
まず、昼間は早稲田祭。
清竜人と岡村靖幸のライブでした。
体育館みたいな、何もない会場でした。
飲み物も食べ物も何もない。
最初は、清竜人。
清竜人25という、AKBとかそういうアイドルみたいな女の子に囲まれてカラオケで歌う、というスタイル。
設定は、ハーレムらしいです。
この人、ネットで調べてみると、元々は普通にシンガーソングライターだったのが変態ポップ寄りになり、ついに今回のおかしなプロジェクトを始めたそうな。
過去の作品は、普通にいい曲。
センスあるし歌も上手い。
この清竜人25というユニットは、だいぶ振り切れてます。
女の子達はアイドルのノリで、でも曲は全部すごくカッコいい。
本人もずっと踊ってる。
面白い人です。
でも、ボーカルがうまく拾えてなくて、とても最高の出来!とは言い難いであろうステージでした。
残念。
続いて岡村靖幸。
僕は、ファンです。
でも、実はライブは初めて。
結論、すごく良かったです。
ホーンにダンサーも従えた完全編成で、ダンスも歌もすごいし、音もいい。
選曲もサービス精神満点。手抜きなし。
これで2000円は、安すぎる!
でも、いいライブだったけど、中身には何の不満もないけど、なんかスカッとしない。
清竜人がね、可哀想だったんですよ。
まず、音量と音質の差がありすぎる。
岡村靖幸はおそらく、PAやアンプも含めて、自分のチームを引き連れて来ていた。
だって、音量だけでも倍くらいあったんですよ?音質の差も歴然だし、清竜人の時は上手く拾えてなかったボーカルも、岡村靖幸ではバッチリだった。
あと、持ち時間も違いすぎました。
清竜人は30分くらい。
岡村靖幸は、セッティングだけで30分、ライブは1時間以上。
前座、っていうならいいけど、2人の名前は同等に並んでいたわけで。
これ、もはやイジメじゃない?
清竜人は25歳。
才能はあるし、挑戦してるし、しかも、明らかに岡村靖幸のこと好きでリスペクトしてる。
そういう人に対して、あの扱いはどうなの?
岡村靖幸は49歳。
地位も確立してる。
そこで、自分のことをリスペクトしてる後輩に対して、手を差し伸べるどころか叩き潰すって、どうなの?
手を差し伸べなくてもいいから、せめて同じ土俵で勝負してほしかった。
なんでそういう結果になったのか、誰に責任があるのかは、わかりません。
岡村靖幸ファンとしては、靖幸は清竜人のことも何も知らなかったし、イベントの進行にも関わっていなくて内容も知らなかった。いつもと同じように、ファンに向けて最高のライブをして下さい、ということ以外に何の情報も与えられていなかった、と、思いたい。
だって、僕が靖幸を大好きなのは、作品の中身だけじゃないから。
生き様とかそういうことだから。
昨日のライブ、岡村靖幸のステージの方が圧倒的に良かったです。
でも、僕がもし靖幸ファンではなくて昨日のライブを見たとしたら、今後追っかけるのは、清竜人の方。
岡村靖幸のステージは、自分のファンに向けてのものだったしね。
この2人についてはサラッと書いて、夜のザディコ・キックスのライブのことをいっぱい書くつもりが、いざ書き始めたら案の定長くなりました。
今日は横浜でライブで、電車で移動中です。
続きをいつ書けるかわかんないので、とりあえずここまでで区切ります。
後半のアップは、今夜かな。
言っている意味がよくわからないな。
返信削除さっぱり理解できない。
岡村靖幸と清竜人という二組のプロが客前で金とってステージをした。
ただそれだけのことじゃなかったのか?
なぜ岡村靖幸が清竜人のセッティングの世話をしてやらなければならないのか?
なぜ岡村靖幸が清竜人に合わせてレベルを落とさなければならないのか?
そんなものお金出している客に失礼でしょ。それがプロのすることか? 理解できん。
一介のプロフェッショナルが自分のバンドひきつれて金とってステージやる。
だったら自分たちのできる限りの最高の仕事をするべきでしょう?
それがなぜ「いじめ」だと?
清竜人25が持ち時間30分なのは岡村靖幸側の圧力でそうなったとでもいいたいのかな?
妄想もいいところじゃない?
言葉が十分でなかったようで、不快にさせて申し訳ありませんでした。
返信削除セッティングの世話をする、とか、レベルを落とせ、とかいう話ではありません。
岡村靖幸側の圧力で持ち時間が変わったとも思っていません。
ただ、これ以上うまく説明する文章力がありませんので、重ねての説明は控えさせてください。
はじめまして。
返信削除岡村のファンで今回の早稲田を検索したらこちらにたどり着いて拝読しました。
今回は都合で参加できず、どんな状況だったのかなーとあちこちで検索をしました。清さんのことは声がわるいなど散々な書き込みが多いですね、しかも岡村ファンが多いアウェーのなかで。
そのなかであえて挑戦したこと、すごいことだと思います。気になって彼の音楽を聞いてすごくよかったし、今回の新曲は明らかに岡村をリスペクトしてるなーって感じですね。その分すべて生では見てませんがかなりはまりましたよ。
今回の書かれていることですが、やはり2マンなので簡単な打ち合わせとかなかったのかなーとか、これはマネージメントする側のミスではないかと思いますよ。声が届かないなんて致命傷です。
このことでお返事いただけたら光栄です。
長文失礼しました。
わさわざコメントいただき、ありがとうございます。嬉しいです。
返信削除僕はネットで検索はしなかったのですが・・・そうですか、清竜人さん、靖幸ファンには散々でしたか。
そうなんですよ、清竜人も岡村靖幸のこと好きだと思うんです。
ライブでも「Let's Go!」って叫んでました。
才能も気骨もあり、素晴らしい。
家庭教師の頃の岡村靖幸にも通じるのでは、とすら思います。
だから、とても残念に感じたんです。
ライブの出来・不出来とは別の部分で。
いいイベントであることを期待してましたし、岡村靖幸ファンとして、「音楽」だけでない、ハートの部分が好きなだけに、ひっかかってしまいました。
もちろん最終的には、主催者の責任になるのだと思います。
でも、普通、呼ばれたライブの内容を知らずに臨むというのは、考えづらいと思うんです。
ただ…復帰後の靖幸の位置を見るにつけ、音楽以外の色んな力関係の中に組み込まれている気もするので、普通じゃない環境なのかもしれませんが。
こう書くと、現在の靖幸ファンからはバッシングされるのでしょうか。
でも、僕は岡村靖幸に救われてきた一人ですし、今でもそれは変わりません。
そして、救われた人間の感覚からすると、清竜人を悪く言うことが理解できないのです。
誤解を恐れずに言うと、僕は、むしろ彼の方に、岡村靖幸のスピリットを、より感じたんです。
今回は「イベント」としては、成功とはいい難いと思います。
原因が何かは、わかりません。
二人が、今後も真っ直ぐにいい音楽を続けてくれれば、と願います
何度も訪問してしまいすいません。
返信削除私も岡村ファンで25年も彼を見続けてます、だから私の音楽歴史とともに彼の音楽がかなり影響が大きかったのです。
そういえば近藤さんのように救われた一人になるかもしれません。
岡村の音楽性は天才的で独創的でそれにより何人ものアーティストがインスパイアされたことでしょうか?清さんもその一人だと思います。しかも経歴や音楽性も岡村に通じるものが大いにあります。
天才的な二人だからイベントでは切磋琢磨、お互いに刺激されるようなライブであってほしいなーとかも思いますね。
優劣を見せつけるのではなくてね。
でも私は清さんの音楽にはまりましたし、早速CDも購入して聞いてますww
これから岡村が清さんのアレンジなど携わって融合できる音楽なんか聞けたらいいなーなんて思ってます。
またもやへんな路線に話がいってすいません。
岡村ファンで冷静に語っているのをみて書かずにはいられませんでした。
確かに二人の音楽が素晴らしいものになるように私も願います。
CD買いましたか!
返信削除そういう広がりがあると、いいですよね。
岡村靖幸だって、もし自分がプリンスと対バンしたら嬉しいでしょうし、自分のファンが閉鎖的になることに喜びはしないと思います。
そのうちまた二人が共演したり、りりこさんの言うように一緒に何か作ったりできたら素晴らしいと思います。
クイック・ジャパンあたりで対談組んでくれないですかね。笑
うーん、言ってることは分かりますけど…。
返信削除逆に、自分のチームを連れてこなかった清竜人さんについてはどう思ってるんですか?
連れてくればよかったじゃん自分のチームを、ってことにはなりませんかね?
私もあのライブを観て、音酷いなぁ、かわいそうだなぁと思ってましたが。
清さん本人にも、出来ることはあったんじゃないでしょうか。
岡村靖幸が好きなら、相手がどう出るかくらいはわかるしょうし。
清さんは、凄く実力のある方だと思います。
CMで使われた曲とか、とても好きです。
ユペさん
返信削除はじめまして。
どうなんでしょうか。
正直、わかりません。
僕は、どうして差がついたのかまでは、深く考えませんでしたし、考えても分からないだろう、と思ってしまったのです。
僕の考えとしては、今回に限らずですが、PA環境がバラバラというのは、イベントとしていかがなものかと思います。
ですので、それぞれのアーチストがチームを連れてくるやり方は、僕は良いとは思いません。
実際、あまり聞かないです。
なので、仮に岡村靖幸がチームを連れて来ていたとすれば、例外的なやり方ではないでしょうか。
最終的には、出演者への連絡も含めて、主催者側が調整すべきことだとは思いますが、とにかく今回は、残念でした。