2015年10月14日水曜日

バレルの悩み


楽器の調子が悪い原因が、判明しました!
リードじゃなくて、実はバレルのせいだったんです。

バレルとは、マウスピースと本体の間の短い筒の部分で、楽器全体の音色や音のバランスに影響します。
そのため、後からバレルだけ別のものに変えるプレイヤーもいます。
各メーカーが内径のシェイプを変えたカスタム・バレルを出しているし、バレルだけ作っている所もあります。
バレルと、ベルでも有名なのはバックンです。
日本でも利用者は多いですね。
バレルのオーダーメイドは日本ではあまり聞きませんが、欧米では Allan Segal を始めとして何人か知られています。

僕の楽器は、現代のクラリネットと比べると内径がとても広く作られています。
それに対して、マウスピースは新しいものを使っているので、内径の差が出てしまう。
その内径差を調整するために、バレルは特別なものを使っています。

アメリカにいた時に、Les Nicholas という製作者にオーダーして作ってもらいました。
欧米には、マウスピースやバレルの個人製作者が数多くいます。
マウスピースを色々試す内に、バレルにも興味がわいて、試しに注文してみたんです。
そしたら、すごく良くて!
オリジナルのバレルでも特に問題はないのですけどね、Lesのバレルの方が明らかに音のつながりがいいんです。

Lesは、マウスピースと本体の内径を測り、それに合わせたシェイプのバレルを作ります。
バレルの中をくり抜いて、 内側に特殊な素材で作った内径パーツを差し込むんです。
で、なんとこの内径パーツが外れてることに気づきました。
慌てて別のバレルを出してきて吹いてみたら、普通にスムーズに音が出ます。
これだったのかー!

右が普通のバレル、左がパーツの外れたLesのバレルです。
ぜんぜん違うでしょ?

この前、クラリネットのマウスピースでサックスを吹きました(サックス新境地)。
その時にサックスの太さに合わせるために、バレルの内径パーツを外したんですね。
それでパーツがゆるくなったんだと思います。
楽器の調子が悪くなったのは、土曜日のライブからです。
その直前に公園で練習してる時には、何ともなかったはず。
きっと公園で楽器をしまうときに外れて落としたんでしょう。

まいったなー。
まあ、これでも問題なく吹けますけどね。
ただ、こっちのバレルの方が全長が少し長いので、ピッチが低くなる可能性があるんですよね。
どうしようかな。
またバレル買いたいけど、安くないしなー。

何にせよ、原因がわかって良かった。
しかし楽器の悩みは尽きません。

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