PCの中の音源が消えて感じたことをダラーっと

今日もまたショックな出来事が。
iTunesを整理してみたら、かなりの数の曲が紛失していることに気が付いた。
どうやら「BLUES」でジャンル分けしていたものが全て消えている。
まいった。

iTunesに取り込んだ際のファイル保存先を、PCと外付けのハードディスク間で何度か変更していて、その度にiPodと同期し直したりして、そうこうするうちに保存先が間違ってたりとかして、数年の間にゴチャゴチャになったんだと思う。どこで何を間違ったのか全くわからない。
だいたいPC自体の調子も悪くて、USBでHDを接続してもなかなか読み取らなかったりするし。前にもフォルダが無くなって、iPodからファイルを復元したこともあったし。

アメリカに留学するときに、持っていた音源はPCに取り込んで、CDやら何やらは全て手放した。持って行けないから。
アメリカにいた時もCDは買ったけど、PCに取り込んでしまってモノは残してない。向こうで買った中には、もう手に入らないものも多いはずだ。自主制作のものも多いし。

ある程度は、借りたりして手元に戻すことはできるだろう。面倒だけれども。
中には、買うしかないCDもある。買いなおしたら恐ろしい金額がかかるに違いない。
Eric bibbとかW.C.Clarkとか、持ってる人は周りにはいなそうだ。ボックスセットとか、中村とうよう監修のコンピレーションとか。
もう売ってないものもある。
そもそも、何が無くなったのかすらわからない。
アレ聴こう!と思って探して、ようやく無くなったことに気付いて、その度に精神的打撃を受けるわけだ。


聴くべきもの、観るべきもの、出会うべき人なんていない、とずっと思ってきた。
簡単にいえば、必聴!みたいなやつとか、まだ見てない映画や、会えず終いでいる人。
いつからか、そういう特定のものを見たり聞いたりするために労力を使うのって、どうかなーと思うようになった。
そりゃ聴いたら人生変わるような音楽は世界中にまだまだあるに違いない。
以前はそういう新しい出会いを求めて、次々に音楽を聞きまくってたし、その中で涙が止まらないような経験もあった。
でも、そうじゃなくても、どんな環境でも、刺激がない所からでも、自分の中で色んなことを熟成できるよなーっ思うようになった。
出会うものには出会うだろうし、出会わなければそれまで。
執着しない、っていうことが大事。

って、ずっと思ってきたけれど。
やっぱり大事な音楽が消えちゃったのは悲しいよー!
金があったら、iTunesにある音源も全部CDとかで買いなおしたいよー!
一番やるせないのは、無くなったことすら二度と気づかない音源もあるだろうっていうこと。
毎日朝晩CD棚を眺めて暮らしてた頃は、楽しかったな。

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