2014年8月13日水曜日

怪我で考えたことをダラーっと

ブログって、思考を整理するのにいい。
何かあったときに誰かに話を聞いてもらうのと似てるのかもしれない。

半年前に痛めた指が治らず、医者に行ってきました。
楽器をやっていることが痛みに影響しているらしく、ある程度、持病のように付き合っていかなくてはならないかもしれません。
ショックです。
最初は、すぐに治る筋肉痛くらいのものと思っていたのに。

もともと、クラリネット演奏からの痛みじゃなく、スプーンで痛めたものだと思ってました。
スプーンを打楽器にする演奏法がありまして。その名も、たぶん、スプーン。
2本のスプーンを片手で持って、カスタネットみたいに合わせて叩いて音を出します。楽しいです。
で、家でスプーンの練習をしていて、音楽をかけながらずっとスプーンを叩いていたんです。音楽がよくって興奮してやりすぎたんでしょう。終わったら右手の人差し指が痛い。翌日も、翌々日も、1週間経っても治らないから医者に行くと、腱だか筋だかが腫れてるかも、ということで、まあ腫れが治まれば平気だろうと。でも1月経っても治らない。
それで、そこから1か月くらいの間、ギプスをしてほぼ指を使わずに過ごしました。クラリネットでも指を使うし、演奏も制限してました。
そしたら今度は指が固まって曲がらなくなって、そこからまた曲げる訓練。リハビリですね。
で、最近はようやく普通にしてました。でも、痛みは軽くなった(気がする)けど、治ってはいない。もう半年経つ。で、医者に行ってきたというわけです。

おそらく、クラリネットでの指への衝撃が影響してるだろう、との診断。
特効薬や特別な治療法は、ない。
指を使わないことが、治る早道。でも、それは難しい。ミュージシャン、スポーツ選手、あるいはPCの仕事をする人で、どこかを痛めてずっとそれと付き合っていくケースは多い。60歳とかまで、痛みと上手く付き合いながら続けていければいい。どうしても楽器演奏に支障がでるようになったら、考えましょう、と。

いやー嬉しくない話です。
どうしよう。まあ、演奏できるからいいんだけど、でもやっぱり落ち込む。
怪我や病気で、演奏できなくなったミュージシャンもいる。
そうなったら、どんな気持ちなんだろう。恐ろしい。
俺は、演奏できなくなったらどうするだろう。


ボブ・ブロズマンというギタリストが自殺した。
大好きなミュージシャンだった。
10年以上前、「Lost And Found」という、2号だけ出て終わった音楽雑誌に載ってて知ったんだと思う。あれ、いい本だったな。
ナショナル・ギターの権威。どっかのギタースクールが召喚した吉祥寺スターパインズカフェでのライブも素晴らしかった。歌もいいし、ギター叩いたり投げたり(投げてはなかったかも?)、ストリートの匂いが最高だった。共演したギタースクールの先生が見劣りして可哀そうだった。
事故で、しばらく前から手に痛みがあったらしい。ギターを弾くのが大変になって、それが苦で自殺したらしい。人づてに聞いた話だし、調べても情報がないので、真相はわからない。
でも、彼ならあり得るかも、と思ってしまう。あの最高にハッピーなライブのバックステージで、そんな風に悩んでいたのか。

僕は、死なない。
音楽なんて、いつ止めても、と思う。
音楽がないと生きていけない、ってみんな言うけれど、そんなの嘘だと思ってる。
音楽は、人生を豊かにするためのもの。
音楽をやることが、毎日の生活にもフィードバックして、幸せになって、それがまた音楽にもフィードバックして、いい演奏ができて~というのが、いい音楽の生まれる仕組みだと思う。
人生の欠損部分を埋めるために音楽やってるのはダメだと思う。それは逃避だと思う。

まだ、やめることを考える状態ではまったくない。ぜんぜん平気なレベル。
でも、考える。
どういうスタンスで、クラリネットを続けていくのがいいのか。
演奏法?楽器?演奏スタイル?
練習の方法は、しっかり考えた方がいいだろう。
スポーツ関係の本でも読んでみようか。
やっぱりずっと続けたいから。
続けてれば、違う景色が見えるようになるはず。
それはきっと、今の自分からは想像できない景色。
そう、続けること。
それしかないね。

ボブ・ブロズマンは、どんな景色を見ていたんだろう。
話してみたかった。


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