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昨日は、W.C.カラスとのライブでした。
この人は、いいです。
音楽ももちろんだけど、人間がいい。
何がいいって、適当なところ。
レイドバックしてる、とも言えます。
細かいことを気にしないユルさが、僕は好きです。
変に気を使うこともないし、こっちもリラックスしていられる。


ライブもそう。
事前に決めない。
出たとこ勝負!みたいな、いさぎよさがあります。
僕もそういうタイプなので、合うんですよね。
カウント取ったり、くり返しの回数を数えたりするの、嫌いだし。
そんなことしなくても、聞いてればわかる。
かえって頭で考えてる方が、間違えることが多いし、聞くことがおろそかになって、クオリティが下がる。
クオリティというのは、ミスをしない、っていうのじゃなくて、もっと大事な、中身みたいなことです。


ほぼぶっつけで、いいライブになりました。
前半は、Golden Wax Orchestraのギタリストを、カラスさんが務めます。
久しぶりに違うギタリストとGWOをやりました。
ギターによってこっちの歌い方も変わるので、楽しいです。
スリリングな場面もあったけど、聞きあってればそれも問題ない。
後半は、カラスさんの曲に僕がバックをつけました。
キイだけ決めて始めてあとは呼吸で合わせて、流れのある演奏ができたと思います。

自分と、そして相手を信用してるからこその、充実したライブでした。
そう、自信があって、大丈夫だと信じてるから、適当でいられるんですよね。
お客さんもすごく喜んでくれて、嬉しかったです。


カラスさんと、いろんな話をしました。
お互い、他の楽器の教則ビデオを見るのが好きだったり、いろんなツボが、似てるんですよね。
JAMES "SON" THOMASというブルースマンを教えてもらいました。
すごくいい。
音楽における雑味の魅力や、音の中心をずらすこととか、普通のミュージシャンにはなかなか共感してもらえない話もできて、面白かったです。

それにしても、カラスさんにはすっかりお世話になってしまいました。
ありがたい。
すごく、嬉しかったです。

秋には、東京でも2人でやります。
楽しみです!



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