2015年3月20日金曜日

フルートへの旅 前編

フルートをやろうと思ってます。
まずは楽器を手に入れなくてはなりません。
が、早速ここで問題が。

僕は、アルバート式という古いクラリネットを使っています。
今のクラリネットとは指使いも吹奏感も異なるので、クラリネットとはいえ別の楽器のようなものです。

フルートの運指は、基本的には現在のクラリネットと同じボエーム式と呼ばれるものです。
でも、フルートでも、アルバート式に相当するものがあるんじゃないか。
その方が、持ち替えが楽なんじゃないか。
運指も音楽的なコンセプトも、クラリネットでやってることをそのまま置き換えられるんじゃないか。

と思って、ネットで調べました。
見た目からして違う古い楽器がいろいろ出てきます。




しかし、自分で調べていてもよく分からない。
聞いた方が早いだろう、と思って、目白の古楽器店ギタルラ社に行ってみました。


すごい!
見たことない楽器がたくさん並んでます。
アルバート式よりもっと古いクラリネットや、トラヴェルソというフルート以前の楽器や、角笛みたいなものまで。

でも、古すぎるんです。
バロック音楽とかの世界ですから。
さすがに僕のやってるようなポピュラー音楽で使うのは無理があります。
店員さんも気さくに色々説明してくれましたが、残念ながら僕の求めているもののヒントには、なりませんでした。
古楽やる際には、またお世話になります!


現代のクラリネットには、一般的なボエーム式の他にエーラー式というものがあります。
ヨーロッパの一部で使われている楽器で、運指がアルバート式とほぼ同じなんです。
ベルリン・フィルやウィーン・フィルなどで使われています。

そこで、フルートでエーラー式のようなものはないのか、と思って、管楽器店に行ってみました。
音大でフルートを勉強した店員さんがいたので聞いてみると、フルートにはボエーム式しかない、という答え。
うーん、選択肢はないのかなー。


そして暫くの間、ヒマがあればネット検索してました。
こういう時、英語ができて良かったと思います。
英語圏の情報を手に入れることができますからね。
情報量が全く違ってきます。

僕はどうしても、古い楽器に惹かれてしまうんですよね。
ボエーム式のフルートでも、名器とされる古い楽器がもちろんあるわけで、検索してると情報が出てくる出てくる。
オールドのヘインズ、パウエルや、ルイ・ロット。
あるいは、昔のフランスの楽器は素材がいい、とか。
国ごとに持ち味が違っていて、ジャーマン・フルートは重厚で、フレンチは華やか、とか。

更にどんどん情報を掘っていくうちに、発見しました!
Meyer式いうものがあって、どうやらアルバート式と似ている様なんです。
少なくとも指使いはたぶん、遠くはない。
今でもクレツマーやギリシャ音楽では使われています。
アイリッシュ音楽で使われてるアイリッシュ・フルートも、どうやらMeyer式と同じと思われます。

海外の掲示板サイト等には、気になる楽器が売りに出されています。

どうですか?見てるだけで興奮するでしょう!?


しかし、なかなか自力の情報収集には限界があります。
そもそも、フルート吹けないですからね。
いろいろな記述を見たり、メールのやり取りをしても、分からないことが多いです。
うーん…困った。

(続く)

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