坂本誠!こんなライブがしたかった!
昨晩は、バンジョー坂本さんとデュオでのライブ。
いやー良かった!
あんなに地味で味わい深いライブになるとは!
僕のことを、エモーショナルなプレイヤーだと思っている人がほとんどだと思います。
感情を吐露するような、シャウトするような。
演奏していると、どうしても興奮してそうなってしまいます。
でもリスナーとしては、実は抑えた演奏も好きなんです。
感情を表面に出さず、抑制した、音数の少ない演奏。
地味だけど深みのある演奏が、大好きなんです。
坂本さんは、正にそういうプレイヤー。
表面的な音を超越したような、もう何だかよく分からないけど心に響くような。
そんな坂本さんの滋味溢れるプレイに触発されて、僕自身も抑えた演奏ができた。
サブトーンのような音色で、思いっきり吹くことはほとんどありませんでした。
音域もほぼ中低音に留まり、たまに高音を使うときも、シャウトというよりファルセットのような感じで。
この感じこそ、僕が憧れるクラリネットのスタイルです。
こういう演奏ができる機会はなかなかありません。
試みたことはありますが、上手くいきませんでした。
共演者に、影響されてしまうんですよね。
一緒にやる人によって、自分でも驚くほどに演奏内容が変わってしまいます。
まあ、それってどうなんだろう、と思いますけどね。
誰とやっても同じクオリティでやらないといけないな、と。
もちろん、時と場合によっては割り切ってやりますが、ライブとなると、なかなかできないんです。
昨日は、良かった。
坂本さんに影響されて、いい演奏ができたました。
もちろん、デュオでのライブは初めてだし、アラもあったけど。
それでも、思い描くイメージから逸脱せずに演奏できたことに満足しています。
この方向で、もっと詰めていけたらいいな。
また絶対やりたいです。
やります!
1st SET
St. Louis Blues
I Ain`t Gonna Give Nonebody None Of My Jellyroll
Buddy Bolden Blues
When My Dreamboat Comes Home
Whenever You Are Lonesome
In The Sweet Bye & Bye
2nd SET
2nd SET
Careless Love
You Don`t Love Me
Why Should I Cry Over You
Down By The Riverside
Louisiana Fairy Tail
Second Line
3rd SET
3rd SET
If I Could Be With You
In The Good Old Summertime
Because Of You
Lonesome Road
Tishomingo Blues
Just A Closer Walk With Thee
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