月曜の夜は『ムード・クラリネット』!
「ムード・テナー」というジャンルがあります。
往年のヒット・ナンバーをテナー・サックスで吹く、インストものです。
有名なのは、サム・テイラーの「ハーレム・ノクターン」。
どこかで聞いたことあるでしょ?
こういうエロい吹き方で、歌謡曲や演歌を演奏するんですよ。
「ムード歌謡」って呼ばれるジャンルがあるじゃないですか。
高速のサービスエリアあたりに行くと、たくさん置いてあるやつ。
石川裕次郎とか、マヒナスターズとか。
しかもCDだけじゃなくてテープも。
それのインスト版、てことなんでしょうかね。
正直、僕もそこまで詳しくありません。
ある日、自分ならこれをクラリネットでやれるんじゃないか?と突然アイディアが浮かんだんです。
それで、ギターはあの人しかいない!と思って、哀愁歌謡バンド「ペーソス」の米内山さんに話してみたら、乗ってきて。
とりあえずライブをやってみることになりました。
GWOや、あるいはその真逆をいくニューオリンズ・デュオでも、僕はメロディのみで聞かせることを追求しているわけです。
表現の振り幅も、クラリネットの常識的な範囲はとっくに超えまくってるし。
実際、クラリネットでこんな音が出るなんて!と、はじめて見た人に言われることはしょっ中です。
僕の吹き方なら、きっと「ムード・クラリネット」として成立するはず!
クラリネットは上品な楽器だなんて、もう言わせない!
と、まあ何でもやってみないと分かりませんからね。
もし上手くいって今後も続くようなら、ムード歌謡について本格的に勉強を始めるつもりでいます。
ちょっと調べただけでも、膨大な名曲群が待ち受けていて、とても一朝一夕にはいかないだろうことは間違いない。
果たして、どうなるか。
まずは、やってみよう!
思いつきで、って書きましたが、僕の思いつきって、たいてい成功するんですよね。
いや本当に。
だから今回も、たぶん面白くなるはず!
会場は、西荻窪の小料理屋。
素敵なお店ですよ!
歴史的第一歩を見届けてくれる方、お待ちしております!
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