2016年6月19日日曜日

6/19(日)

日記ふうに書くことを始めてみます。
タイトルに日付けの入ったものは、このスタイルということで。


6/18(土)

マヌーシュ・ジャズの人とセッションしました。
飲みながらですけど。
いろんな音楽があるなーと改めて思いました。
ギターの弾き方が違うらしい。
僕はギター弾かないのでわかんないけど、確かに違う。
リズムの取り方というか、感じ方が独特です。
それに伴って、弾き方も違うらしい。

まあ、管楽器は、奏法が全く変わることはないと思います。
僕も、その場で鳴ってるリズムを聞いて合わせて、それなりに成立はしましたし。
そう考えると、クラリネットって柔軟な楽器です。

最近、「クラリネット・プレイヤー」として演奏する機会が少なかった気がします。
やっぱり、いろんな人と合わせるのは楽しいですね。
もっと、演奏者・ミュージシャンとしてまたスキルを磨き直さないと。
うん、そうしよう。


6/19(日)

西山正規と上村秀右のツーマン・ライブへ。
最高のふたりの組み合わせ。
素晴らしい。

魂のこもってない音は、ない。
こんな風にして死ぬ気で演奏するミュージシャンは、多くありません。
ふたりとも、ギターの音色からして、尋常ではない。
音楽的にも、ハイレベル。
いろんなミュージシャンみてるけど、このまで突き抜けられる人は、本当に少ないです。

ライブ後に、秀さんが言う。
気持ち・心・魂、みたいなものが聞こえてくる音楽にしか、興味ない。
僕も、そう思います。
ずっとそう思ってきたけど、実際にこんな素晴らしい演奏を体験した後で、あらためてその通りだと思いました。

なめらかなフレーズは嘘だ。
一音一音に気持ちを込めてたら、なめらかに演奏できるはずがない。
そんな風に音楽と向き合っている人がいて、その人の前で、さて自分はどうだろう、と思わずにいられません。


そういえば、たまに思い出すことがあります。
そこそこ名の知れたバンドのフロントマンと、もうひとりジャズ系のベーシストと話していた時。
彼らが、音楽以外の仕事なんてやりたくないよね、って言う。
僕は、違和感がありました。
そりゃあ、音楽で儲かればそれに越したことはない。
でも、それが目的になってしまったら、違うんじゃないの?

今日ライブを見たふたりは、音楽ですごく儲かってるわけじゃない。
でも、いつでも最高の音しか出さない。
それ以外に、何があるの?
その演奏でいくら稼いだか、なんて、関係ないでしょ。

例えば、ここのところGoldwax音源を聞いてるんですが、James Carr は歌で生計を立てることはできなかったけど、最高の歌手の一人であることに間違いない。
名声と音楽の内容が比例するとは限らない。
音楽の歴史の中で、そんなの普通のこと。
貧乏で昼の仕事もしていたミュージシャンが吹き込んだ音で感動した経験が、もし音楽ファンであるなら、あるはず。
それを思ったら、先の例の二人のような発言はできないんじゃないかな。


もうひとつ。
西山さんがMCで言ってた。
醜いアヒルの子は、実は美しい白鳥だったことでハッピーエンドになる。
それは違う、って。
アヒルのままでいいじゃん。
それを受け入れようと悩んで、乗り越えて、自分で自分を好きになれれば幸せになれるはず。
美しくなったから、金持ちになったから、地位を得たからハッピー、って、確かにそんなのウソすぎる。

そんなウソや見栄や肩書きやなめらかなフレーズに汚されていない、素敵なライブでした。

しかし、こういう風に思う自分は、「ミュージシャン」ではないんだろうな。
そんな自分が好きです。

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