ジム・クエスキン JAPANツアー、終了!

ジム・クエスキン&サモア・ウィルソンのツアーが終わりました。

いいライブだったと思います。
それにしても、周りからの賞賛の声に驚いています。
ツアー中も、SNS上ではいい評判が多くありました。
でもそれは、ジムのファンや、最初から肯定的なお客さんの声かもしれません。申し訳ないですが、そこまで真剣に受け取っていなかったんです。

昨日は知人も多く見に来てくれて、感想を直接聞くことができました。
みんな絶賛です。
感動した、と。

正直、そこまでの実感がありません。
いいライブではあったと思いますが、世紀の名演!というタイプのものではないし、本当に分からないんです。
どの曲が、誰が、ということではなく、全体が良かった、ライブ自体が良かったらしい。

純粋に音楽的なことでは、ないのかもしれません。
ジムの長い音楽人生からにじみ出る何かのマジックが、作用したのかもしれません。
スペシャルなライブだったことは、どうやら間違いないようです。
聞く人にそんな風に感じてもらえる演奏に参加できたことは、とてもラッキーです。


僕は若い頃、ジム・クエスキン周辺の音楽を聞いて、そこから遡っていくことで音楽にハマっていきました。
自分が昔から繰り返し聞いた曲を、録音した当人と一緒に演奏するわけです。
演奏しながら、頭の中にはオリジナル録音も流れてきます。
Richland Woman では Maria Muldaur の、Wild About My Lovin' では Geoff Muldaur の歌声が浮かびます。
そしてさらに、お客さんも同じく原曲を共有している。
こんな体験はなかなかありません。
それは、とても感慨深い、幸せな瞬間でした。
自分は本当に恵まれていると思います。

いいツアーでした。
参加できて、良かった。
ありがとうございました。


最後に、ツアー後半の写真をまとめて。

岡山 城下公会堂

岡山 打ち上げ

にんじんホイッスルを吹くジム

尺八を吹くサモア

岡山の夜

移動中

福岡 ゲイツセブン

ご機嫌なバンド、マドカプレイボーイズと一緒に。

京都 拾得

曙橋 バックインタウン




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