2016年1月9日土曜日

ジャズ・ポートレイト


イギリスから絵を買いました。
と言っても、実は中身の絵ではなくて、額が欲しかったんです。

ずいぶん前に、サンフランシスコに住むRyan Callowayというアーチストにクラリネットを譲りました。
彼は映画の仕事を始め、さまざまなメディアでデザインの仕事をしており、昔のジャズ・ミュージシャンのポートレイトも描いてますココで買えます。すげーカッコいいですよ!)。
で、その時、ポストカード大のものを3点もらったんですよ。

こちらです。
左は、アルフォンス・ピクー。
ニューオリンズ・クラリネットの、元祖のような人です。
ジョニー・ドッズやジミー・ヌーンを始めとする初期のマスター達の多くが、彼の門下生です。
先の曲がったクラリネットを吹いていたことで知られます。

真ん中は、バンク・ジョンソン。
初期のジャズを代表するトランペッターのひとりです。
1940年代のニューオリンズ・リバイバル・シーンの中心人物であり、ニューオリンズ独特の演奏スタイルの一つの流れを築いたと言える人物です。

右は、ジョニー・ドッズ。
僕の憧れのクラリネット奏者のひとりです。
ニューオリンズ・クラリネットの、ワイルド系流派の開祖。
ルイ・アームストロングの初期(歌い始める前です)のバンドでのプレイが、有名です。


せっかくなので額に入れて飾ろうと思ったら、日本とサイズの規格が違うため、大きさの合うフレームがありません。
それでずっと放置していたんです。

年末に、思い立って、オークションサイトのeBayをのぞいてみました。
海外から買えばサイズがあるはずですからね。
そしたら、額だけじゃなくて絵入りで売ってるのが結構あるんですよ。
その中で気に入ったのが、この3つ。
送料も入れて、ひとつ2000円くらいでした。

一週間くらいで到着しました。
さっそく絵を外そうとしたら、テープで止めてあります。
たまにアンティーク屋で売ってる海外の絵でこういうの見かけますね。

慎重に、テープを剥がします。
意外にすんなり剥がれました。

でも、これで終わりじゃありませんでした。
上の写真をよく見てください。
額の縁の内側に、ホッチキスみたいな金具がいくつも打たれています。
なんだろ?
額のに対して斜めに打って、最後まで打たずに先端を残してある。
おそらく、突起を作って絵を固定する目的だと思われます。

仕方ないので、釘抜きとペンチを使ってひとつひとつ外していきます。
これがけっこう固くて大変。
数も多いのでひと苦労です。

しかも、一気に抜けずに、針が途中で折れて残ってしまうことがあります。
写真の上辺の枠の内側、銀色の部分が少し飛び出ています。
これを、木の中に残らないように慎重にペンチで引っこ抜いていきます。
かなり深く刺さってるので、力が要ります。
またひと苦労です。

やっと針を抜き終わり、カバーを外します。

なんと、絵が台紙に貼り付けてあるじゃないですか。
しかも、雑に。
テープが変色しているので、かなり長い間そのままなのだと思われます。

台紙も外し、ようやく額として使えるようになりました。
自分の持っている絵を入れてみます。
絵だけでは裏側のカバーが沈みすぎるので、間に挟むためにダンボールを切ります。
また作業です。

最後に、絵を整え、蓋をし、テープで止めます。

できた!
本当に、ようやく、です。
額に入れるのに、こんなに手間取るとは思いませんでした。


うん、いい!

家で楽器を練習することも多いので、この3人に囲まれたなら、背筋も伸びることでしょう。
あとは壁に掛けるだけ。
楽しみです!

0 件のコメント:

コメントを投稿