2015年2月28日土曜日

ミュージシャンで、リスナー

昨日、的場さんと話してました。
ミュージシャンで、音楽が本当に好きでたくさん聞いてる人って、実は少ないよね、って。

音楽好きで楽器をやってる人も、います。
でもその場合、今度は演奏することに対しての意識が低いことが多いです。
技術や楽器の習熟度の話ではありません。
音楽はたくさん聞いてるので、フレーズや音楽的アイディアは素晴らしい。
でも、そのフレーズを「音楽的に」演奏することができない。
硬い。
生き生きと弾まない。
まるで譜面の音符をなぞってる様。
周りの音が十分に聞けず、反応できない。
アイディアはいいし、音楽愛もあるのに、もったいない!
なんで!?

一方、「音楽的に」に素晴らしいミュージシャンは、沢山います。
でも、リスナー的気質のない人がほとんど。
プレイ自体はいいんですが、その音から、過去の素晴らしい音楽のエコーが聞こえてこない。
つまんない。
きっと、何かの事情で楽器をやめたら、あんまり音楽は聞かなくなるんだと思います。

僕は、ミュージシャンですが、それ以前に、リスナーです。
だから、その両方を備えた人の音楽が好きだし、そういう人と演奏するのが最高です。

僕は、ラッキーだったんですよね。
割と、そういうタイプのミュージシャンと演奏できてきたから。
最近、そうじゃないミュージシャンの方が実はものすごく多いことを実感していて、悲しい気持ちになります。

みんな、音楽きこうよ!
って思うけど、好きでワクワクして自分から進んで聞くのでなければ、意味がない。
勉強的に知識のあるミュージシャンはいるけど、そういうのとは、違うから。

なんか、年を取ることで、周りに対して悲観的になっていきます。
昔は、誰でも音楽の素晴らしさがわかるはず!って信じてたのに。

本当に信じられるのは、音楽それ自体だけ。
いつもいて、絶対に裏切られることがない。
音楽に、なりたいです。

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