高橋絵実ワンマンやりました!

だいぶ慌ただしくて、前回から日にちが空いてしまいました。

木曜は、高橋絵実さんのワンマンライブでした。
いいライブでした。
お客さんそしてお店側の反響からしても、大成功と言えるでしょう。
 
 
場所は、音楽実験室・新世界。
すごく久しぶりに行きました。
お店の遠藤さんが、僕のことを覚えている、と言います。
代々木のザザズーで、中山うりのライブで吹いたとき、なんと遠藤さんはDJをしていたそうです。
たぶん、僕の渡米前日のライブじゃないかな。

新世界は、自由劇場の小屋だったところ。
僕がいちばん最初にステージに立ったのは、「くものすカルテット」という、自由劇場出身の人達のバンド。
上海バンスキングのCDも、クラを始めた頃よく聞きました。
この日は、そのアルバムの中の曲も、演奏しました。

若い頃、ミュートビートも好きでした。
今回一緒に演奏するのは、そのトロンボーン奏者だった人です。

僕の最も尊敬するミュージシャンの一人は、あがた森魚です。
昔から好きで、楽器を始めて間もない頃から、一緒に演奏しました。
たくさん影響を受けました。
この日、あがたさんも、聞きにきてくれました。

絵実さんも、あがたさんのことが好きです。
イエローモンキーのカバーアルバムの中であがたさんが歌った「4000粒の恋の唄」を聞いて、衝撃を受けたそうです。
(実際、このトラックのあがたさんの歌は、本っ当~にものすごいです!)
今回のセットリストには、この曲も入っています。

お客さんの中には、僕のことをずっと昔から知ってる人や、大事な音楽仲間もいました。
ポーキーズのメンバーも来てくれました。
 
と、いろんな要素が絡み合って、個人的にも、期せずして特別なライブになりました。

いい演奏でした。
以前からの絵実さんのお客さんが、こんなに楽しそうに歌ってるのは初めて、と言っていました。
絵実さん自身も、すごく素直に歌えた、と言っていました。
客席には、泣いてる人、圧倒されてる人もいました。
そういう素晴らしい演奏の一員として居れたことが、とても光栄です。

新世界の遠藤さんに、前より音数が減ったね、と言われました。
セロニアス・モンク的な間、とも。
そうかもしれません。
とくに、昔の中山うりちゃんのライブでは、僕はドカーンと盛り上げることを期待されていましたからね。
確かに、以前より音数が減ったと思います。
吹かない自信が、つきました。

しかし、絵実さんのライブはいつも疲れます。
集中力をね、ものすごく使うんですよ。
毎日こんなライブをやれたら、それは充実した人生だろうな。


高橋絵実さん、素晴らしいですよ。
是非、ライブに足を運んでみてください。

HPはこちらです。

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