Leon Bridges とレトロ・ソウル・ブーム
Leon Bridges 「Coming Home」を聞きました。
レトロ・ソウル・ブームの真打ち。
サム・クックの再来。
だそうです。
いいですね。
60年代ソウルそのまま、っていう評判通り、うん、本当にそのまま。
音作りも隙がない。
隙がないけどあざとさもない。
ただ、サム・クックの再来、っていうのは、ちょっとよく分からない。
どこを指して言ってるのか。
僕もけっこうサム・クック聴き込んでるんだけどな。
こないだ聞いたBrian Owens はマーヴィン・ゲイの再来、って言われてたし、なんか古いソウルを思わせる、ってだけで、代表的アーチストの名前を宣伝のために挙げてるように思えてしまう。
まあ、やっぱりサム・クックの再来!なんて言われて、僕も手に取るわけだから、宣伝としては成功なんでしょうけど。
で、レオン・ブリッジス。
いいです。
でも、なんか興奮しない。
なんでだろう。
例えば、彼がアイドルのひとりに挙げているRaphael Saadiq の「The Way I See It」を聞いた時に感じたような高揚感がない。
まあ僕の場合、サーディクとの出会いは、サンフランシスコでアルバム発売前のライブを予備知識なくいきなり見た、っていうシチュエーションもあるかもしれないけど。
今でも、好きでよく聞きますよ。
何が違うのかと考えながら、「Coming Home」を聞き進めてみました。
うーん、ドラムの感じとかすごくいい!
こないだ視聴したSweet Soul Recordsのミュージシャン達もまあまあ良かったけど、こっちの方が全然いい。
フレーズやパターンだけじゃなくて、質感やムードみたいな雰囲気みたいな部分まで漂ってくる。
サックスソロに至るまでいい。
ギターは、もうちょっといなたい方がいいけど、それは好みかな。
と、本当にいい部分ばっかりなんだけど、すげー最高!って感情が湧いてこない。
なんでだろう。
Apple Music で聞いてるからか?
どうにも腑に落ちなくて、他のバンドと聞き比べてみることにしました。
サーディクはもうソウルやめちゃったから、Sharon Jones&The Dap Kings を。 このバンドも、はじめて聞いた時はものすごい興奮しました。
でも、追っかけてはいなかったので、この機会に新譜を聞いてみたら、あー!1曲目の出だしから最高だ!
何が違うんだ!?
もう一人、最近見つけたソウル系SSW、Jesse Dee も聞いてみました。
かっこいい!
そう、この人を聞いた時は、出だしからぶっ飛びましたからね。
アルバムを通してなんとなく聞いていても、途中にグッとくる瞬間が何箇所もあって、その度に嬉しくなって興奮して仕方がない。
レトロ・ソウル・ブームというものがあることも、知りませんでした。
検索してみると、何人かの名前が見つかり、それも聞いてみました。
いやーApple Music 便利だわ。
The Jack Moves、Mayer Hawthorne、Nick Waterhouse、みんないいじゃん!
そして、Amy Winehouse。
実は初めて聞きました。
いいじゃないですか!
そうして一周してまたレオン・ブリッジスを聞いてみる。
いいね!
でも、気持ちよく数曲聞きに 進むうちに、なんかやっぱり引っかかってこない感じがする。
思いました。
たぶん、そのまますぎるんですよ。
そのままなら、昔のレコード聞けばいいじゃん、てなってしまう。
これも好みかもしれないけど、ボーカリストとしてすごく個性的とは思えないし。
曲もオリジナルで、いい曲だと思いますよ。
でも、60年代ソウルの音楽性の枠の中だけでやってるように思えてしまうんですよね。
それだと気持ちいいいけど、BGMのように流れていってしまう。
レトロ・ソウル・ブームの真打ち。
サム・クックの再来。
だそうです。
いいですね。
60年代ソウルそのまま、っていう評判通り、うん、本当にそのまま。
音作りも隙がない。
隙がないけどあざとさもない。
ただ、サム・クックの再来、っていうのは、ちょっとよく分からない。
どこを指して言ってるのか。
僕もけっこうサム・クック聴き込んでるんだけどな。
こないだ聞いたBrian Owens はマーヴィン・ゲイの再来、って言われてたし、なんか古いソウルを思わせる、ってだけで、代表的アーチストの名前を宣伝のために挙げてるように思えてしまう。
まあ、やっぱりサム・クックの再来!なんて言われて、僕も手に取るわけだから、宣伝としては成功なんでしょうけど。
で、レオン・ブリッジス。
いいです。
でも、なんか興奮しない。
なんでだろう。
例えば、彼がアイドルのひとりに挙げているRaphael Saadiq の「The Way I See It」を聞いた時に感じたような高揚感がない。
まあ僕の場合、サーディクとの出会いは、サンフランシスコでアルバム発売前のライブを予備知識なくいきなり見た、っていうシチュエーションもあるかもしれないけど。
今でも、好きでよく聞きますよ。
何が違うのかと考えながら、「Coming Home」を聞き進めてみました。
うーん、ドラムの感じとかすごくいい!
こないだ視聴したSweet Soul Recordsのミュージシャン達もまあまあ良かったけど、こっちの方が全然いい。
フレーズやパターンだけじゃなくて、質感やムードみたいな雰囲気みたいな部分まで漂ってくる。
サックスソロに至るまでいい。
ギターは、もうちょっといなたい方がいいけど、それは好みかな。
と、本当にいい部分ばっかりなんだけど、すげー最高!って感情が湧いてこない。
なんでだろう。
Apple Music で聞いてるからか?
どうにも腑に落ちなくて、他のバンドと聞き比べてみることにしました。
サーディクはもうソウルやめちゃったから、Sharon Jones&The Dap Kings を。 このバンドも、はじめて聞いた時はものすごい興奮しました。
でも、追っかけてはいなかったので、この機会に新譜を聞いてみたら、あー!1曲目の出だしから最高だ!
何が違うんだ!?
もう一人、最近見つけたソウル系SSW、Jesse Dee も聞いてみました。
かっこいい!
そう、この人を聞いた時は、出だしからぶっ飛びましたからね。
アルバムを通してなんとなく聞いていても、途中にグッとくる瞬間が何箇所もあって、その度に嬉しくなって興奮して仕方がない。
レトロ・ソウル・ブームというものがあることも、知りませんでした。
検索してみると、何人かの名前が見つかり、それも聞いてみました。
いやーApple Music 便利だわ。
The Jack Moves、Mayer Hawthorne、Nick Waterhouse、みんないいじゃん!
そして、Amy Winehouse。
実は初めて聞きました。
いいじゃないですか!
そうして一周してまたレオン・ブリッジスを聞いてみる。
いいね!
でも、気持ちよく数曲聞きに 進むうちに、なんかやっぱり引っかかってこない感じがする。
思いました。
たぶん、そのまますぎるんですよ。
そのままなら、昔のレコード聞けばいいじゃん、てなってしまう。
これも好みかもしれないけど、ボーカリストとしてすごく個性的とは思えないし。
曲もオリジナルで、いい曲だと思いますよ。
でも、60年代ソウルの音楽性の枠の中だけでやってるように思えてしまうんですよね。
それだと気持ちいいいけど、BGMのように流れていってしまう。
昔の音源は、音質の悪さや色んなイメージや幻想も相まっている訳だから、今の我々がそのままやっても勝負にならないと思うんです。
シャロン・ジョーンズみたいに、バンドとして一丸となってやるなら、別だけど。
僕が好きなのは、ジェシー・ディーみたいに、聞き込んで染み込んで、出てきたものがソウル・ミュージックになっている、というタイプのミュージシャンなんです。
レオン・ブリッジス、全米ではブレイク中らしいですね。
本国では、メディアでもその姿に触れることができるし、こういう時代に古き良きアメリカの良心を思わせるというような意味合いでも、人気なんじゃないでしょうか。
それに、実際にライブで音に触れることができますからね。
やっぱ、ライブは見てみたいですもん。
サーディクの「The Way I See It」はどこを切っても彼の色が見えるアルバムだったけど、レオン・ブリッジスの場合は、バンドの音も含めて「60年代ソウル」というコンセプトの方が前面に出てるように感じる。
だから余計に、もしかしたらバンドでのライブがすごくいいんじゃないか、とも期待します。
フジ・ロックで来日するらしいから、見てみたいな。
ライブを見た後でアルバムを聞いたら、印象が変わるかもしれない。
レオン・ブリッジス「Coming Home」。
結論として、いいと思うけど、繰り返し愛聴はしないでしょう。
それよりも、ジェシー・ディーと、やっぱりシャロン・ジョーンズの新譜が良かった!
他のレトロ・ソウルのアーチストも、聞いてみます。
僕が好きなのは、ジェシー・ディーみたいに、聞き込んで染み込んで、出てきたものがソウル・ミュージックになっている、というタイプのミュージシャンなんです。
レオン・ブリッジス、全米ではブレイク中らしいですね。
本国では、メディアでもその姿に触れることができるし、こういう時代に古き良きアメリカの良心を思わせるというような意味合いでも、人気なんじゃないでしょうか。
それに、実際にライブで音に触れることができますからね。
やっぱ、ライブは見てみたいですもん。
サーディクの「The Way I See It」はどこを切っても彼の色が見えるアルバムだったけど、レオン・ブリッジスの場合は、バンドの音も含めて「60年代ソウル」というコンセプトの方が前面に出てるように感じる。
だから余計に、もしかしたらバンドでのライブがすごくいいんじゃないか、とも期待します。
フジ・ロックで来日するらしいから、見てみたいな。
ライブを見た後でアルバムを聞いたら、印象が変わるかもしれない。
レオン・ブリッジス「Coming Home」。
結論として、いいと思うけど、繰り返し愛聴はしないでしょう。
それよりも、ジェシー・ディーと、やっぱりシャロン・ジョーンズの新譜が良かった!
他のレトロ・ソウルのアーチストも、聞いてみます。
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