2015年7月21日火曜日

Bulletproof Musician: 信じる力

Bulletproof Musician という英語のサイトの記事を、ランダムに翻訳するシリーズです。
ミュージシャンのメンタル面に関する内容を扱っています。
音楽をやっていない方でも、自己管理やマインドの問題に興味があるなら、是非ご一読下さい。




Why is 3:59.4 Such a Significant Number?



自分の可能性について考えたことはありますか?
才能や限界、どこまで行けるのか、といったことです。

どんな未来か、5〜10年後の自分のキャリアを想像してみて下さい。
理想像ではなく、現実的に考えたイメージです。

想像できたら、それをノートに書き出して下さい。
その、ノートに書き出したイメージが、(少なくとも現状の先にある)キャリアの限界です。  

ノートに書き出すのは、ふだん漠然と思っているイメージを明確にすることです。
良くも悪くも、自分の想像を超えたものには成れません。
未来は、何を願うかで決定されるものなのです。

以前書いたように、成功するには粘り強さが必要です。
粘り強く続けるためには、どれだけの困難が待っていようとも、自分を信じることが重要なのです。


未来の選択肢

想像できない未来は選択肢にも入らない、と言われます。
チャレンジし続けるには、いつか実現すると信じることが大事なのです。
失敗するだろうと思いながら何かを続けることは、不可能に近いでしょう。

『ジム・キャリーはMr.ダマーでキャリーの演じたキャラクターを覚えていますか?
とことん前向きで、何があっても信念が揺るがない。
彼の姿は滑稽です。
しかし、実際に成功者の多くは、新しいことを成し遂げる過程で、滑稽な姿を晒してきたのです。


3分59秒

1954年には、人間が1500mを3分台で走ることは、不可能だとされていました。 
肉体が負荷に耐えられないと考えられていたのです。
そこまでしたら死んでしまうと言う者さえいました。

しかし、誰もがそう考えたわけではありません。
人間は1500mを3分台で走れると、しかも自分でやれると思った人物がいました。
彼はロジャー・バニスターという英国人。
25歳の医学生でした。

その後の2年間、バニスターは何度も4分すれすれのタイムを出しますが、なかなか目標には手が届きません。
しかし、ついに1954年5月6日、彼は1500mを3分59.4秒で走り、歴史を塗り替えることに成功します。

バニスターの成功を目の当たりにして、多くの人間が、 “あいつにできるなら、俺だってやれるはずだ、”と思いました。
そして実際、続く3年間で、16人ものランナーが4分の壁を破ったのです。


ワクワクする未来像

未来のイメージに話を戻します。
先ほどノートに書き出したものは、おそらく妥当な未来像でしょう。
しかし、それを見てモチベーションが上がりますか?
その姿を浮かべることで、ワクワクしたり、自然と笑顔になり足が軽くなりますか?
目標を達成するためには、その目標自体がやる気を刺激するものであるべきです。
そうすれば、様々な壁にぶつかった時にもモチベーションを保つことができます。

中には、目標を高く設定して失敗するのが怖い、と考える人もいるでしょう。
これはよくある間違いです。
将来にある "かもしれない" 後悔を、現在の "確実な" 失望感に置き換えているに過ぎません。
もし人生でやり直せることがあるとしたら?と聞かれ、失敗した出来事を挙げる人間はあまりいません。
5人中4人は、挑戦できなかった出来事を挙げるものです。
人生を振り返った時、思い出して後悔するのは、失敗ではありません。
挑戦を恐れて楽な道を選んだことなのです。


あきらめる理由はない

未来が分かる人間はいません。
自分の限界を知ることはできないのですから。
そうしてみると、「才能」はあまりに過大評価されていると言えるでしょう。
世界的に成功した人物を考えてみてください。
彼らは必ずしも、「才能」があって簡単に目標を達成できたわけではありません。
努力家で、粘り強く、情熱的で、自分を信じる力があったのです。

できると信じることで、
可能性の限界は広がっていくのです。


思考を書き換える

思考は、周囲の環境によって形作られます。
自分より経験のある人物に影響されたり、あるいは自分で自分に信じ込ませている部分もあるでしょう。 

他人の考えを変えることはできません。
他人の考えに影響を受けずにいることもできません。
しかし、自分の頭の中のイメージを変えることはできます。
イメージを書き換えることで、未来は変わります。

寝る前に、自分に繰り返し言い聞かせるんだよ。“打つぞ!打つぞ!何のために生きてるんだ。打ってやるぞ!” って。いつも150回くらい繰り返したね。 それから、ヒットを打つ自分の姿を、いろんな視点から想像してみるんだ。ファンの視点や、控え室のマネージャーの視点から、イメージしてみる。グラウンドにいる自分の姿を、いろんな角度から想像してみたよ。 
うぬぼれてたわけじゃないけど、1996年のシーズン最初の頃、MVPと首位打者のタイトルを獲ることを想像してたんだ。トロフィーを頭の上に掲げる自分の姿をいつもイメージしてたよ。打率は3割8分と決めていた。3割8分、3割8分、3割8分、、、頭の中に数字がはっきりと浮かんでるんだ。 
-Alex Rodriguez(アメリカのプロ野球選手。年間MVPを3度獲得し、全米オールスターに12回選ばれた。)

N.Y.フィルハーモニックの主席奏者になった自分を想像するのです。
あまりに現実離れしていると思うなら、まずは地域のオーケストラの主席に着く姿をイメージしてください。
それから、大都市のオーケストラに入ります。
そこでの経験とちょっとした運があれば、N.Y.フィルの新メンバーとして迎えられるでしょう。
もう、主席奏者のポジションを想像するのも難しくないはずです。

不可能とは言い切れない

現在より少しだけ大きな位置にいる自分の姿をイメージしてください。
それを続けるうちに、自然とこう考える習慣がつくでしょう。
“よし、やってみよう! もっとウソみたいな事だって山ほど起こっているんだから。できないとは言い切れない。

必ず間違いなく成功する、とまで頑固な頭を納得させる必要はありません。
実現の可能性がゼロではない、ということを、知っているだけでいいのです。


The one-sentence summary

“成功すると思う時も、失敗すると思う時も、たいてい予想通りになるものだ”  
ヘンリー・フォード

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