寒さを思う

この寒いのに、エアコンがこわれた。
寒いからこわれたのかもしれない。
わからないけど、朝起きたら、こわれていた。
温風が出ていない。
こないだの雪のときはお湯が出なくて、しばらく蛇口を開けたままにしてたら、わりとすぐに直った。
だから今回も、と思って1〜2時間様子をみても、やっぱりダメだ。
あせった。

エアコン会社に電話すると、修理に来れるのは翌日になるという。
しかも、当日にならないと、何時に来るかわからないそうだ。
しかたないから、翌日はいちにち予定を空けて家にいることにした。
ウチは二階建ての借家で、こわれたのは一階のエアコンだけだから、二階にいれば大丈夫だ。

翌日の夕方、ダイキンの修理担当の人が来てくれた。
室外機の基盤を交換しなくてはならず、部品取り寄せに2日かかるという。
まいった。
あと2日か。
二階にいればいいんだけど、台所も風呂も一階だ。
いろいろ用事があるとやっぱり寒い。
息が白い。
暖房がないと、家の中でもこんなに寒いものか。

ふと、思う。
昔は暖房なんてなかったんだよな。
雪国でも、身体をあたためるには火をたくしかなかったかもしれない。
いまでも、もっと寒い土地で暖房なしで暮らす人も、いるだろう。
北国で、暖房がこわれることだってあるだろう。
東北で震災があったとき、避難した人たちは寒かっただろう。
雪山に飛行機が落ちて、防寒着もなく普段着で放り出された人もいただろう。
最近の事件で、裸で真冬の川を泳がされた少年がいた。

寒いのは、たいへんだ。
いままでいちばん寒かったのは、1月にカナダに行ったときだ。
吹雪いて寒くて、30分も外を歩けば、身体の芯から冷えてくる。
1時間もしたらクタクタで、あたたかい避難先を探さずにいられない。
でも、さっき想像したような、災害や事故や事件に見舞われた人たちは、もっともっともっと寒かったはずだ。
きっと、心だって。
おそろしい。
 
2日待って、無事にエアコンが直って、そしたらまた雪が降ってきた。
ライブを見に出かけた。
いい演奏だったけど、お客さんは多いとは言えなかった。
雪の日は、みんな外出しないものなのか。

あったかいって、いいな。

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