ヘコヘコに名前を彫られた話

ちかごろ、打楽器をやってます。
日曜のof Tropiqueのライブでやりたくて、毎日ちょっとした時間に、いじってるんです。

ヘコヘコ

ギロと同じようにして、ギザギザ面をスティックでこすります。スティックが2本ついてきました。

ミニ・シェケレ
振ると、外側のビーズみたいなのが本体に当たって、ガラガラと音がします。

このふたつ、オブ・トロピーク用に買ったんですよ。
最初は、ヘコヘコがやりたくて。
でも、あんまり売ってないし、あっても高い。
それで、海外ならどうか、と思ってネットで検索したんだけど、南米のサイトばっかりで、ポルトガル語とかなんですよ。
ダメ元でいくつかのサイトに英語で問い合わせたら、一箇所からだけ返信があって、カタログも送ってくれました。
カラフルな楽器がたくさんあって、どれも欲しくなって迷って、けっきょくミニ・シェケレを買ってしまいました。
簡単そうだし。
あ、パーカッシニストのみなさんゴメンなさい。

Youtubeで、How to play 〜 って検索すれば、たいていの楽器の演奏法は動画で見れます。
ヘコヘコは、さすがに英語の動画が数本あるだけだけど、コツはつかめます。
よしわかった!と思って練習するんだけど、いやーパーカッション難しいわ。
そんなのわかってるんだけどさ。
幸か不幸か、音楽ビギナーじゃないから、頭の中でいい音をイメージすることはできるし、リズムの良し悪しも判断できる。
なので、自分のヘタさが気になります。
思った音が出ないのがもどかしい。
そして、たかが1週間そこらで楽器をモノにできるわけがないことも、知ってる。
ああくやしい。


ところでこのヘコヘコ、スティックに名入れがしてあります。

なんにも頼んでないんだけど、届いたら、自分の名前が入ってた。
でもね、嬉しいはずが、素直に喜べないんですよ。

というのは、これ。

漢字ですよ!
これはちょっと、いや、かなり恥ずかしいかも。
せめてはじっこに小さくならいいけど、こんなにでかく、しかもいかにも漢字の苦手そうな、微妙なシェイプで。
「近」は下が細くなってるし、「平」はやけに左右対称だし。
まるで、小学生が自分のノートやら持ち物にがんばって漢字で書いてみました、みたいな一生懸命感があります。

メールのやり取りの最後に、「お前の名前、日本語ではどう書くんだ?」って聞かれて、ただ興味があるだけかと思って何気なく漢字で書いて返信したら、そうか、そういうことだったのか。
むこうは、きっと素直に純粋に、ありがとう!って気持ちで彫ってくれたんでしょう。
でもなー・・・。
まあ、こっちのスティックは、音質的にも、たぶん使わないからいいか
しかし、うれしいね。


ということで、この2つを持って、ライブに臨みます!
もちろん、メインはクラリネットですよ。
「近藤哲平」スティックも、面白いから持っていきます。
実物を見たい方、17日に下北沢で会いましょう!

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