2024年1月以降のライブ予定

 1/5(金) ペーソス
新宿 レッドクロス
『お正月だヨ!大馬鹿歌合戦2daysスペシャル2024』Day 1
18:00開場/18:30開演
出演:ペーソス、ハウリンハチマ、ナオユキ、レモン、ノブハチ(ポカスカジャン大久保ノブオ&ハッチハッチェル)
司会:ヤノミ
前売り¥4.000/当日¥4.500
2日通し券¥7.000
チケットは コチラ

1/6(土) with 三樹慶継 (p)
銀座 月のはなれ
19:00〜22:00
チップ制

1/13(土) of Tropique
大塚 地底
Live : of Tropique
DJ : Amemiya KSK(discos PAPKIN), MINOWA GENTA (Glocal Records), Mizuno, SHOCHANG
19:00〜
¥2,000

1/16(火) シルエット近藤とサンシャイン米内山
西荻窪 Bar HANA
18:30開場 /19:00開演
チャージ2500円+ご飲食代

1/20(土) with 三樹慶継 (p)、草賀浩司(dr)
新検見川 Pickup Moon
19時〜
¥2000+DRINK

1/25(木) ペーソス
新宿 道楽亭
開場18:30 / 開演19:00
木戸銭 3000円(1ドリンク付き)
打ち上げ参加費 3500円(希望者のみ)

2/1(木) シルエット近藤とジェット・ウォン
下北沢 空飛ぶこぶたや
19時開場 / 20時開演
3,000円

2/2(金) of Tropique
代官山 晴れたら空に豆まいて
LIVE : LES KHMERS (クマイルス)、of Tropique (オブ・トロピーク) 
DJ : DJ Holiday、Trasmundo DJs
Open 18:30/ Live Start 20:00
前売 ¥2,500 / 当日 ¥3,000
予約:03-5456-8880(晴れ豆15-22時)


2/13(火) ペーソス
新宿 道楽亭
開場18:30 / 開演19:00
木戸銭 3000円(1ドリンク付き)
打ち上げ参加費 3500円(希望者のみ)

2/14(水) Four Muddy Dogs
三鷹 バイユーゲイト
Four Muddy Dogs / ナカムラ♠ (モアリズム) 
19時開場 / 20時開演
3,000円


2/24(土) of Tropique
国立 織田島酒店
開場14時 / 開演14時半
2500円+飲食代

2/25(日) シルエット近藤とサンシャイン米内山
下北沢 モナレコード
『Never on Sunday』
共演:アベジュリー、大塚久生(ニーネ)、たすく(睡眠船)
DJ:青木慶則 (ex-HARCO)
18時〜
3,000円+ドリンク




新年になりました。
去年は悪いニュースが多かったように感じます。パッと思いつく最近のものだけでも、ジャニーズ、宝塚、そして数日前には松本人志の(性)暴力問題。自民党の裏金問題。そしてイスラエル・パレスチナ問題。赤木さんの敗訴。たぶんもっとあったはず。
前の年はどうだったんだろう。僕が敏感になっただけなんだろうか。

特にイスラエルによる虐殺についてはたくさんの人が声をあげています。イスラエルとパレスチナの問題はとても複雑だけれども、やはりいまのイスラエルの攻撃は、民族浄化、ジェノサイド、と呼べるほどに酷いものです。だからイスラエルを非難する意見自体には同意するんだけれども、聞こえてくる声の中にはとても感情的なものも多く、そこには違和感を感じてしまう。
少し前に、プーマ製品の不買運動をするべき、という意見がありました。意見の元になったChoose Life Project のYouTube動画を見てみると、最近までガザ地区にいた新土さんという方が、反イスラエル運動としてプーマの不買を訴えていました。が、なぜプーマなのかの理由が説明されていない、というか、説明ができないほど感情的になってしまっているのです。とにかくイスラエル軍がいかに酷くて不買運動が緊急性のあることか、ということを延々と訴えるのみでした。また、同じ問題を扱った次の回の動画でも、出演者のうち何人かは感情をぶつけるのみで、本来説明するべきであろう具体的な内容がほとんど伝わってこない場面が多くありました。
そういった、特に当事者や近しい立場の人たちの切実な感情の吐露にはもちろん心を揺さぶられるんだけれど、その揺さぶられた気持ちの勢いのままに行動するのには、僕は賛成できません。理由もわからず感情だけで動いてしまったら、それは虐殺する側の人たちや、あるいはネトウヨなんかとも同じことじゃないのか。そしてもっと怖いのは、もし僕がこれをSNSに書いたら、お前は虐殺を肯定するのか、みたいな反論がきっと飛んでくる。ある意見が正しいかどうかとは別に、それに従わない者を排斥するという日本人の性質が、とても苦手なんです。その性質こそが、朝鮮人虐殺や特攻隊や、数々の悲劇を招いた一因だと思っているので。

カウリスマキの新作『枯れ葉』を見ました。前作で引退を表明していたのを、ウクライナ戦争などをきっかけに引退撤回して撮った作品だそうです。
でも、戦争反対!のようなメッセージはいっさい出てこない。ラジオから戦争の様子が聞こえてくるシーンは何度かあるけど、それだけです。あとは男女の出会いを相変わらず淡々を描くだけ。たとえば、男女が出会って惹かれ合うとして、なぜ惹かれ合うかの描写は省かれる。全編にわたって「あらすじ」のみで作られているようで、もうこれは前衛映画じゃないか、と思えるほどなんです。それなのに、なぜか心に響いてくる。
戦争に対する思いがあって、それで撮った映画がこれだということに、驚きます。

ますます絶望的な世の中に感じます。
その中で音楽をやるって、どういうことなのか。
どういう風にしてやっていけばいいのか。
もはや考えずに表現活動をすることはできない時代です。
でも、正解はないから、常に考え続けるしかないんでしょう。
今年こそは、希望の見えるニュースが少しでも増えますように。

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