宅録して、また宅録する

 of Tropiqueのレコーディング、宅録パートは先月で終了したはずが、実はそうは事が運ばず。
パーカッションについて、スタジオで時間がなくて素材録りしかできずに、あとから編集して仕上げる予定の曲があったんです。
主に鈴系の小物のそれぞれ数小節しかない短い素材をひたすら編集していて、そうするとけっきょく他にも楽器を追加したくなって買ってきて録音してまた編集して、すべての作業を終えたのは、ようやく11月中旬でした。
仕上げたアレンジはメンバーにも好評だったし、まあ悪くないものになったと思うけれど、それにしてもこういうことにばっかり労力を費やして、あきらかに楽器を練習するより曲を作ってる時間の方が長かったなー。細かい編集作業とか本当に本気でちっともぜんぜん好きじゃないんだけどなー。流れで、やってるだけなんだけどなー。

とにかく、やっと次のことに頭がまわるようになりました。
次は、またしても、というか、今度は完全に宅録での音源作りです。
テキストから映像と音楽を作って作品にする、というようなやつで、まだ大枠しか決まってないんですが、というか、いまのところ決まってるのは「みずうみ」というテーマだけ。
とりあえず数日前に湖に行ってみたけどインスピレーションひとつ湧かなくて、でもものすごーくぼんやりと音のイメージはあって、たぶんシンセ、というかズバリMoogで曲を作るんじゃないかな、俺は。
まだなんのプランも見通しもないけど、来月ブログ書くときには、曲はある程度できてると思います。たぶん。まあ、見通しなんてけっきょくあてにならないしね。

みずうみプロジェクトの次にも、また映画に音をつける話があるし、その他のプランも進行中で、それも宅録。
オブ・トロピークは、ギターの八木橋さんが神戸に移住したこともあって、ライブはもうなかなかできないし、でもいろんな繋がりや広がりは続いていて、音源作りが止まることはない状況です。
というわけで、引き続き自宅の制作環境を整え中ですが、時間も、お金も、悩ましい。
あー映画たくさん見たいな。昼間に喫茶店でゆっくり本読んだりしたい。服とかも買いたいな。すげーかっこいいダウンとか、派手なマフラーとか、一張羅みたいなニットとか。靴もボロくなってきてたし、ジーンズももう1本あった方がいいな。今年こそは自転車用の手袋も新調したいし、いいかげん腕時計も直したい。
って、こんな状況だし、夢を見るので終わるんだろうけれど、想像できるだけ前向きだと思いたい。

バイデンとカマラ・ハリスの演説はとてもよかった。特に、カマラ・ハリスの「私は女性として初の副大統領になるけど、私が最後じゃない」みたいなところ。こんなことを言う政治家は、日本にはいないだろうな。いても、大統領のような位置に近づけることは、きっとありえない。
日本の10月の自殺者は、去年の1.4倍くらいだったそうですね。
僕がわりと淡々と過ごせているのは、音楽のおかげで世界中の、そして過去のミュージシャンたちとも繋がっている実感が持ててるからだろう、と、ふと思ったりすることが、多くなりました。



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